造作カウンターは「内側」が肝心。家事効率がアップした配置とは

新築やリフォームで、キッチンに造作カウンターがほしいと考えているかたも多いと思います。キッチンメーカーの既製品ではなく、イチから作ってもらえるのですから、希望をめいいっぱい反映しないともったいないですよね。

特に、カウンターの「内側」のつくりは、家事や収納の効率に大きくかかわってくるので、じっくり検討したいものです。

ライターのshiga asakoさんは自宅マンション(築18年・56平米・夫婦2人暮らし)をリフォームした際に、キッチンにアイランド型の造作カウンターを設けたそう。
造作カウンターの「内側」について、プラン時に考えたことと、実際の使い勝手を教えてもらいました。

まずは収納したい物の洗い出しを

キッチンカウンター

上の画像は、わが家のキッチン。壁づけにしたI型のシステムキッチンと、アイランド型の造作カウンターを組み合わせています。

リフォームのときにキッチンのレイアウトが決まると、造作カウンターの「内側」をどのようにしたいか考えるという宿題が、設計士さんから課せられました。
そのためにまずおこなったのが、この場所に収納したい物の洗い出し作業。当初私は、以下のような品々をカウンターの内側に収納したいと考えていました。

・オーブンレンジ
→壁づけのシステムキッチン側には置けるスペースがない
・料理本
→カウンター上に本を広げることを考えると、すぐ下にまとめてあると便利そう
・古新聞
→すぐ横のダイニングテーブルで新聞を読むので、読み終わったらすぐにストック用ケースに入れられる
・可燃ゴミとプラスチックゴミ用のゴミ箱
→リフォーム前のキッチンでは、ゴミ箱がスペースを占領していたのが悩みだった
・ふきんやタオル収納用の小引き出し
→使う場所の近くにあると便利そう
・アイロンとアイロン台
→人の上半身の形をしたアイロン台は長さが70センチ弱あり、収納場所に苦心していた

カウンターサイズに合わせて物の配置に挑戦

収納プラン

洗い出した「おさめたい物」を、カウンターのサイズに合わせて配置してみたイメージ図が上の画像です。
子どものころは図工が苦手で、絵を描くのが得意な妹にワイロを渡し、図工の宿題を丸投げしていた筆者。この時ばかりは数時間かけてがんばりました(涙)。

設計士さんとの打ち合わせにも嬉々としてこのイメージ図を持参し、ちょっとホメられたりしていい気分になっていたのですが、その場で重大なミスも指摘されてしまいました。

そのミスとは、棚板の厚み(板厚)が考慮されていないということ。

「板厚が計算に入っていないので、おさめられる物はこの図より少なくなると思います」と言われ、ガーン。素人が慣れないことをするとこうなるという、いい例ですね(汗)。
おさめたい物の内容は設計士さんに十分伝わったと思うので、あとはおとなしくプロにおまかせすることにしました……。

じっくり検討したかいあって使い勝手は大満足!

カウンター見直し後

建築士さんに調整してもらって完成した「造作カウンターの内側」が上の画像です。
ゴミ箱を2つ並べるつもりが1つになったのは、板厚を考慮しなかった痛恨のミスが原因……。

当初、ここにおさめたいと思っていた料理本は、前後2列に並べないかぎり奥行き部分に大きなデッドスペースができると分かり、代わりにかごを活用して調味料や茶葉などを収納することに。

使い勝手はとてもよく、満足しているのですが、特に「よかったな」「便利だな」と思っているのは以下のポイントです。

・意外と数がある「常温保存OKの調味料」をまとめておける場所ができた
→置き場所が定まったことで、夫婦で買い置き分の情報共有もしやすい(わが家では夫婦2人とも料理をします)
・ゴミ箱や古新聞をむき出しの状態で置かずにすんだ
→部屋がすっきりした
・オーブンレンジがリビングやダイニング側から死角になった
→キッチンのインテリア性が上がった
・どうにも収納しにくかったアイロン台を、隠しながらしまっておける場所ができた
→近くにアイロンも置いておくことで準備もスムーズになった

ダイニングキッチン

造作カウンターの内側は「すぐ手を伸ばせる場所に置いておきたい物」で、「リビングやダイニング側から丸見えにしたくない物」をおさめる場所として最適。

新築やリフォームで造作カウンターのプランがあるかたは、ご自身の使い勝手に合わせて「内側」のつくりをじっくり検討してくださいね!

Source: Sumai
造作カウンターは「内側」が肝心。家事効率がアップした配置とは