家族が集うLDKは妥協ナシで北欧家具が映える空間に

壁一面キャビネットのキッチン

以前は夫の実家で両親と同居していたHさん一家は、夫の転職を機に、職場に通いやすく、子育てがしやすい土地への引っ越しを決意。窓の外に空と森が広がる景色が魅力的な、愛知県名古屋市昭和区にあるマンションを2300万円で購入しました。

築26年のマンションのリノベーションは、アットホームな雰囲気と丁寧な対応に惹かれたアネストワンに依頼。工事費1430万円(税・設計料込み、施主支給品は別途)をかけて、お気に入りの家具やインテリアが映える心地よい空間をつくり上げました。

北欧家具が映える、居心地のいいLDK

ヘリンボーン張りのLDK

インテリアが好きで、結婚前から北欧家具や雑貨などを少しずつ買い集めていたという妻は、「好きなチークやオークの家具が映える飽きのこない空間」を希望。加えて、家族が居心地よく過ごせる落ち着いた住まいにしたいという思いから、リビングダイニングの床にはヨーロピアンオークの無垢材をヘリンボーン張りにし、壁には漆喰を取り入れました。

そんな自然素材に包まれたリビングに合わせたのは、京都の「B-GeneRATEd」で購入したハンス・J・ウェグナーのソファ。「主人と息子は、その周りでよくサッカーをして楽しんでいます(笑)」と妻は話します。

ダイニング

ダイニングキッチンの壁一面には、「見せる」と「隠す」、両方の機能を備えたキャビネットを造り付けました。下段のキッチン側には食器や鍋を、ダイニング側には日用品を収めることで、LDKは常にすっきり。

そのおかげもあって、LDKはアルヴァ・アールトのテーブルやイルマリ・タピオヴァーラの椅子など、大切に使い続けてきた北欧家具がいっそう映える空間に。棚には新婚旅行で訪れた、北欧4か国で購入した雑貨が飾られています。

キッチン横には食料庫と納屋

壁側にあったキッチンは、対面式に変更。ダイニング側に場所を移動させたことで空いたスペースには、食品庫と納戸を新設しました。LDK入口の右手前の扉から納戸へ入ると、食品庫、そしてキッチンへとつながる回遊性ある間取りです。

子ども室には室内窓を設けて風通しも採光も確保

室内窓のある子ども部屋

リビングと子ども室の間には、光と風が通り抜けるように、開閉できるすべり出しの窓を設置しました。配管の関係でLDKの床は1段高くなりましたが、子ども室は高さを揃えないことでコストダウン。

風通しのいい間取り

子ども室は長男が大きくなっても違和感なく使えるようモノトーンで統一しています。「おもちゃがカラフルなので、空間はシンプルにまとめました」と妻。

引き戸の先はウォークインクロゼット、さらにその先の寝室までがひとつながりになっていて、建具をすべて開け放てば、北側から南側のバルコニーまで風が通り抜けます。

玄関まわりは白で統一してゆったりした空間に

玄関横には室内窓付きの寝室

天井まであった下駄箱を撤去したことで、玄関ホールと廊下にはゆとりが生まれました。床材にはナラの無垢材をチョイス。玄関横にある寝室はなるべく明るくしたいと、廊下側にも窓を設けました。

玄関横の土間収納には、長男の自転車やスケートボードなどを収納。カーテンの奥には、可動式の棚が設置されています。玄関と土間収納との間には、あえて建具を入れないことでコストダウンを実現。そのぶん、アーチ壁を取り入れて空間のアクセントにしました。

白×淡いグリーンで爽やかさを演出

さわやかなグリーンのサニタリー

洗面室や寝室のクロスは、明るく爽やかな色づかいにしたいとグリーン系に。「洗面ボウル横の作業スペースも十分な広さで、洗濯物や着替えなどを一時的に置くのに便利です」と妻。洗面室のちょっとしたスペースにも、可動式の棚を取り付けて有効活用しています。

2年半暮らしてみて、「好きなものを飾り、囲まれて過ごす何気ない日常が、とてもうれしい!」と妻は話します。また、音楽が共通の趣味である夫妻は、ソファでくつろいでビールを飲みながら、テレビで好きなアーティストのライブ映像を見たり、サッカーの試合を観戦したりするのが、至福のひとときだと話してくれました。

設計・施工 アネストワン
撮影/飯貝拓司
※情報は「リライフプラスvol.31」取材時のものです

Source: Sumai
家族が集うLDKは妥協ナシで北欧家具が映える空間に