サブウェイタイルがある「キッチン事例集」。おしゃれな家づくりの参考

ニューヨークの地下鉄のタイル

hcirkniht / PIXTA(ピクスタ)

「サブウェイタイル」ってご存じですか?本来はニューヨークやパリの地下鉄で、ホームの壁面などに使われていたタイルのこと。デザイン性が高く、それでいてやさしい柔らかさも感じられることから、インテリアとして自宅のキッチンに取り込む人が急増中です。

「サブウェイタイル」はブリックタイルの一種で「白い長方形のタイル」のイメージですが、実はその色や形はさまざま。たから、例えばポイントづかいで色や形の違うタイルをアレンジすることも可能です。また、実物のタイルだけではなく、このテクスチャーは壁紙や粘着シートでも展開されています。ですから新築やリノベでなくても、DIYでも楽しめます。

では、素敵な「サブウェイタイル」を使ったキッチンを紹介していきましょう。

LDKにサブウェイタイルに包まれたキッチンを置いてカフェ風に

サブウェイタイルを使ったカフェのようなキッチン

LDKの真ん中に白いタイルのお家が現れたようなキッチン、目をひきますね。サブウェイタイルにアイアンのペンダントライト…、なんだかパリのおしゃれなカフェに出かけて、食事を楽しんでいるような雰囲気が。

サブウェイタイルがおしゃれ!LDKの中心にあるキッチン

ダイニングは対面式のカウンター。深い草色のベンチが郷愁を誘う感じで、サブウェイタイルとの相性も抜群です。天板がヘリボーンのカウンターは2つに分かれていて、移動も可能。来客時は、ベンチと一緒に中央に移動して、テーブルとして使うのだそうです。
そしてキッチン背面には、見せる収納を楽しむスペースが。お気に入りの食器や味わいのあるキッチングッズで楽しく演出しています。

サブウェイタイルがいい味出しているL字型キッチン

キッチン側もサブウェイタイルがいい味出しています。L字型に配したことで、作業スペースも収納スペースもたっぷり確保できました。下部の収納は扉を設けず、使いやすさを重視。リビングからは死角になるスペースに冷蔵庫や電子レンジを置くという工夫も。
照明器具のコードを吊している黒いスチールパイプには、エアプランツやフクロウのオブジェを飾り、ハードな雰囲気をやわらげています。

ステンレスのキッチン、木の造作家具、アイアンやグリーン…すべての色や素材と喧嘩することなく、引き立てているサブウェイタイルの懐の広さを感じる事例です。

2種類のサブウェイタイルが効いてる!好きなものに囲まれたカフェキッチン

セミオープンスタイルのキッチン背面に白いサブウェイタイルを使用。
こちらはダイニングとの間をカウンターで適度に仕切った、セミオープンスタイルのキッチンです。
手元はカウンターでほどよく隠し、生活感を感じさせない工夫をしています。木のカウンターは背面の白いサブウェイタイルとも馴染みがいいですね。

ベージュのサブウェイタイル

ショールームを何軒も回って吟味した壁面のタイルはコンロ側と背面カウンター側で色を変えています。調理中に油が飛んだりして汚れがちなコンロ側には、ベージュのサブウェイタイルに。
2色のサブウェイタイルを使い分けたキッチン

こちらがキッチンの全景。2色のサブウェイタイルの使い分けがよく分かります。冷蔵庫や家電は、奥のパントリーに収まっているので、表からは雑多なものが見えません。
カウンターの背面の壁には、白いサブウェイタイルを。アアルト・デザインの棚との相性もいいですね。
キッチンの背面の白いサブウェイタイル

キッチンの背面、白いサブウェイタイルの下には作業台兼食器棚を造作。通路幅を確保するため奥行きは浅いですが、食器の出し入れがしやすそうです。

北欧テイストの空間にもサブウェイタイルは馴染み、やさしい空気感を生み出すという事例でした。

既存のキッチンに、足場板とサブウェイタイルで男前にイメチェン

面材を貼って雰囲気一新したキッチン
こちらはリフォーム済みの中古マンションを購入してリノベした事例です。

リフォーム済みだから、キッチン自体は問題ないのですが…真っ白でピカピカな新品のシステムキッチンじゃ、なんか面白くない!
そこで出した結論が足場板をキッチンの面材として張るというアイデア。以前から実現したかったサブウェイタイルの壁との相性もばっちり。雰囲気は一変!男前な味わいある空間に生まれ変わりました。

使いやすい引き出し収納など、システムキッチンのよさはそのまま活用できています。

サブウェイタイルキッチンに、ダイニング側からの自然光が届き、美しい

立体感と独特の手触り感があるサブウェイタイルキッチンには、自然光や照明のあたり方によってもいい表情が生まれます。

キッチンとダイニングとの間の引き戸にも足場板を利用。空間に統一感が生まれました。ダイニング側にはお気に入りの雑貨や普段使いのカップ、コーヒーポットなどを置いて楽しんでいます

サブウェイタイルは玄関土間にも!足場板の棚を設置して靴の収納スペースに
オマケの1枚ですが、サブウェイタイルは玄関土間にも!足場板の棚を設置しています。このような使い方ができるのもサブウェイタイルの魅力です。

キッチン脇のパソコンコーナー。サブウェイタイルが気持ちをスイッチ!

内装はインテリアショップ『SLOW HOUSE』のイメージ

こちらは大好きなインテリアショップを参考にマンションリノベしたというお宅です。対面式キッチンの背面に張られた白いサブウェイタイルが、清潔感をかもし出し空間を引き締めています。
サブウェイタイルのキッチンの先にパントリーと冷蔵庫

キッチンを横から見たところ。サブウェイタイルと木の棚の組み合わせが絵になります。LDから死角になる位置に、パントリーと冷蔵庫置き場を設けているので、オープンなキッチンでもいつもスッキリ。
背面カウンターの一角にある妻のパソコンコーナー
注目したいのがキッチンの背面カウンターの一角にあるパソコンコーナー。わずかな空間ですが、目の前のサブウェイタイルが日常からスイッチして、作業もはかどりそうです。

実際に生活している方々のキッチンを見つつ、サブウェイタイルの魅力を探ってきました。

どんな素材とも馴染んで、やさしい空間をつくってくれるサブウェイタイル。ぜひ、キッチンのリフォームの参考にしてください。

※今回紹介したキッチンはすべて「日刊Sumai」で掲載されています
■主役はキッチン!見せる収納でカフェ風の空間に 設計・施工/エイトデザイン 撮影/中村風詩人
■モダンさと温かみを併せ持つ北欧風キッチンのある家 プロデュース/OZONE 家 design 設計/東端桐子(ストレート デザイン ラボラトリー)/桑田瑞穂
■リフォーム済み物件に個性をプラス。猫も心地よく暮らせる家 プロデュース・設計/EcoDeco 撮影/山田耕司
■「住みたいくらい好き」なインテリアショップをお手本にリノベ 設計/ブルースタジオ 撮影/松井 進

Source: Sumai
サブウェイタイルがある「キッチン事例集」。おしゃれな家づくりの参考