無印非公認!「人をダメにするソファ」が復活、へたりを解消する方法

無印良品のビーズクッション「体にフィットするソファ」

無印良品の人気家具・ビーズクッションは、別名「人をダメにするソファ」とも。それだけ座り心地が良く、一度腰をかけたら立ち上がれなくなる魅力から、そう呼ばれているようです。ところが、その座り心地が長く続かず、1年もすれば経年劣化でへたってしまい、新品のときの座り心地は損なわれてしまう…という声も。

へたりを解消し、新品のように生き返らせる方法を、インテリアライターの遠藤舞衣さんに教えてもらいました。

ビーズクッションがへたる理由は?

無印良品のビーズクッション「体にフィットするソファ」がへたる原因は、「ソファカバーの伸び」と「中のビーズの潰れ」の2つです。ソファカバーは体が触れる面と床面の上下に、ストレッチ素材を使用しています。クッションに体重をかけるとビーズが広がり、それに伴ってカバーも伸びて、体がソファにすっぽりおさまる仕組みです。

使用頻度や座る人の体重にもよりますが、使い続けるとカバーがだれてしまって体を包むような形状を保てなくなります。中のビーズも使用回数が増えることで、潰れてしまうようです。その結果、座っていなくてもソファはだらりと横に伸びた状態になり、人をダメにする座り心地が損なわれてしまいます。

へたりを解消する方法その1:カバーを洗濯してみる

へたりを解消する方法のひとつが、カバーの洗濯です。ストレッチ素材は洗濯をすると少し縮む性質を持っています。まだへたりが目立たない、あるいは手軽にへたりを解消したい方は、まずはカバーを洗濯しましょう。

洗濯だけではへたりが解消されない場合、中のビーズが潰れている可能性があります。

へたりを解消する方法その2:ビーズを増量する

0.5㎜ほどの超微粒子ビーズ

潰れてしまったビーズを元に戻すことはできないので、ビーズを増量することで元の座り心地に近づけます。

無印良品が使用しているビーズのサイズは0.5㎜前後と超微粒子ですので、同じくらいのサイズを探す必要があります。無印良品では専用の補充用ビーズを販売していませんが、類似品のビーズならネット販売やホームセンターで購入可能です。ニトリでも、粒のサイズが同じくらいのニトリクッション専用の中身が販売されています。

いずれにせよ500gで1500円前後の価格が平均的で、よほどスライムのように伸びた状態のソファーでなければ500g〜1kgほど補充すれば、へたりは解消できるようです。100均にもビーズクッションの中身が売られていましたが、こちらはサイズが大きすぎるようですのでおすすめしません。

どれも全く同じ製品ではないので、完全復活は難しいかもしれませんが、座り心地はある程度改善されるでしょう。

細かいビーズを上手に入れる方法

超微粒子のビーズは静電気を含んでいるため、あちこちにくっついたり飛び散ったりと、詰めるのには手間がかかります。

そこで、上手に入れるためのちょっとしたコツを紹介します。まず、以下のものを用意しましょう。

  • キッチンペーパーなどの芯
  • ガムテープ
  • 新聞紙
  • 入れるビーズ

1.縫い目を見つけてほどく

ビーズクッションの縫い目

無印良品のビーズクッションはビーズ入れ替えに対応していないため、ファスナーなどはありません。そのため、縫い目を見つけてほどく必要があります。縫い口が他部分と違っているところがあるはずですので、そこをほどいてビーズを詰めます。

2.入り口に芯を差し込む

ほどいた入り口にキッチンペーパーの芯を差し込む

ほどいた入り口にキッチンペーパーの芯を差し込みます。このとき、芯とクッション本体の生地をガムテープでしっかりつないでおきます。さらに芯の反対側と入れるビーズの口もガムテープでつなぎ、ビーズが漏れ出すのを防ぎます。

今回は、わが家にあった古いビーズクッションの中身を入れてみました。

3.ビーズを入れる

古いクッションをゆすりながら、筒からビーズを流し込んでいきます。ときどき、ビーズを入れるほうのクッションもゆすって、芯まわりに空間をつくりながらゆっくり入れましょう。

入れた後、芯を外すときは、どうしてもガムテープまわりにたまったビーズが散らばるため、新聞紙を敷いておくのがおすすめです。

4.口をしっかり縫いとめる

違う色の糸で縫いとめる
最後に、入れ替え口の部分を違う色の糸でしっかりと縫います。もともとの糸と違う色で縫うと、次回、縫い口がすぐにわかり便利です。3〜4重に縫って完成です。

ビーズクッションのへたりを解消

ビーズクッションは生地の洗濯とビーズの補充で、再び「人をダメにする」心地よさを取り戻せます。へたりに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

Source: Sumai
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