「樵」読める? 桃太郎のお爺さんも…実はそうだったかも!?

読めそうで読めない「樵」
木偏に「焦げる(こげる)」…。いま、火事やボヤ思い浮かべている人いるのでは?
でもそれ全然関係ないです! さて何と読むでしょう?

桃太郎のお爺さんはひょっとすると樵だったかも!?

桃太郎のお爺さん

chaska0626 / PIXTA(ピクスタ)

「むかし、むかし、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました…」
誰もが知っている昔話「桃太郎」の出だしの部分です。
「しば刈り」は庭の芝生を手入れする「芝刈り」ではなく「柴刈り」のこと。低木を刈ったり、枯れ枝をたきぎとして利用するために拾い集めたりして、山の手入れをすることを柴刈りと言いました。桃太郎のお爺さんは、専業でやっていたかは分かりませんが、柴刈りや家を建てるときに使う木材を伐採して生計を立てていた人を「樵」と言います。
もう分かっちゃいましたね。

北島三郎さんの「与作」は多分100%樵でしょう!

山の中で木を切る樵

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

正解は「きこり」です。

「大辞泉」で調べると「山林の木を切り出すこと。また、それを職業とする人」とあります。ということは、北島三郎さんが紅白歌合戦でも熱唱した与作さんも樵ですね。

余談ですが、ここからは懐かしい中学時代の文法の話。
日本国語大辞典を見ると「木伐(こ)る」の意。ラ行4段活用動詞と書いてあります。
ラ行だから未然・連用・終止・未然・仮定・命令が「ら・り・る・る・れ・れ」。この連用形の「きこり」が名詞になったのが「樵」ということのようです。

もし、この字の話をするときは桃太郎や与作だけでなく、国語の先生を気取ってこの文法の話もしてみてください。先生みたいに尊敬されるかも!

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「鉋」
「鉋」読める? 分解すると金を包む。財布みたいだけど…全然違う

Source: Sumai
「樵」読める? 桃太郎のお爺さんも…実はそうだったかも!?