日本発祥のスポーツ「門球」。生まれた理由はちょっと泣ける話だった

読めそうで読めない「門球」

門と球?家の門に大きな丸い石が転がり込んできたような絵が浮かびませんか?

確かにそんなイメージのゲームです。お年寄りに人気!

さて何のことでしょう?

3月に開業した山手線の新駅の名前がヒントです!

高輪ゲートウェイ駅

genki / PIXTA(ピクスタ)

山手線の30番目となる駅としてこの3月に開業した新駅の名前覚えていますか?

高輪ゲートウェイ駅です。設計は、東京オリンピックのメイン会場となる国立競技場を手掛けた建築家の隈研吾氏。駅舎は「折り紙」をモチーフにした大屋根を設けた斬新なデザイン。木をふんだんに使い日本の「和」を感じさせる空間も話題になりました。

ところでこの駅の名前にある「ゲートウェイ」。今ではIT用語として使われていますが本来の意味は、「門のある通路」の意味。

そのままの訳ですね。「門球」も同じように読んでみてください。

日本発祥ですが、今では世界大会が開かれるゲーム

高齢者に人気の「門球」

bwinds / PIXTA(ピクスタ)

正解は「ゲートボール」です。

門=ゲート、球=ボールですから、門球でゲートボールです。そのままの訳ですけど…。和名では「もんきゅう」ですが、そのように読まれることは少なく、カタカナ名のゲートボールと読まれるのが一般的です。

海外のゲームみたいですが、日本で生まれたゲーム。戦後の混乱期で物資が不足していた1947年、子どもたちが気軽に楽しめる遊びとして北海道の小さな町で生まれました。

木のスティックと球なら、なんとか手づくりできたからです。地元の子どもたちはゲートボールに夢中になり、街中で喜びに満ちた声が聞こえるようになったとの話も。

それが高度経済成長期に高齢者向けのゲームとして爆発的に流行。アジア諸国にも広がっていきました。

近年では、オリンピックと同じように4年に1回、「世界ゲートボール大会」が開かれています。前回は2018年にブラジルのサンパウロで開催され、20の国と地域から90チームが参加しています。

この漢字にもチャレンジ!

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Source: Sumai
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