キッチンをオープン型にリノベ。マンションのLDKが光と会話でいっぱいに

カウンター越しの家族のコミュニケーションがしやすいLDK

キッチンカウンター越しに家族とのコミュニケーションもしやすい、明るく開放的なLDK。寝室と廊下に通じる、回遊性あるウォークインクロゼット。そして、ゆとりのある水回り。家族の暮らしやすさを実現するために考え抜かれた、マンションリノベーションの事例を紹介します。
住まい手のAさん家族は、もともと暮らしていた住まいをリノベーション。2年間住んだからこそ、解消すべきポイントがはっきりと見えていたそう。

キッチンをオープン型にしたら、LDKが明るく風通しのいい空間に

「隠す収納」と「見せる収納」を取り入れて、スッキリしたLDK

無垢材のぬくもりが感じられるLDKには、造作の収納や大容量のパントリー、棚板のみのシンプルなオープン収納などを設けて、「隠す収納」と「見せる収納」をバランスよく取り入れました。そのおかげでLDKはスッキリ。

床暖房はコストの都合で諦めましたが、壁に断熱材を入れ、床下にセラミック製の断熱塗料を施工したことで、快適性がぐんとアップしました。

おうち型アルコープを設け、おもちゃを収納

リビングの一角は子どものプレイスペースに。おうち型のアルコープを設け、おもちゃを収納しています。「せっかく自由度の高いリノベーションを行うのだから、個性的な部分をつくりたくて」と妻。

明るく風通しのいいLDK

以前は独立型だったキッチンをオープンにすることで、キッチン側の窓からもLDKに光が届くようになりました。

無垢材とのバランスをとったシステムキッチン

無垢の床とバランスのいいシステムキッチン

キッチンは木製のものも検討しましたが、「リビングダイニングの床が無垢材なので、キッチンも木製だとカントリー風になってしまいそう」(妻)と考え、真っ白なシステムキッチンをチョイス。

木目調クロスを貼ったキッチン天井

オープンなキッチンの天井にだけ、木目調のクロスを貼っています。DKと見た目を変えることで、壁を使わず緩やかにゾーニングしました。キッチンの壁に貼ったタイルは、目地を同色でまとめることで、落ち着いた雰囲気に仕上げています。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫30代 妻30代 長男3歳 長女0歳

▼リノベを選んだ理由
2年間住んだ夫の元実家に不便や不満を感じて住み替えを検討したが、新築物件は高額なエリアのため、リノベーションで不満点を改善して住み続けることにした。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/81.30㎡ 工事費/1400万円(税・設計料込み)

トイレを移設して玄関を広く。たっぷりの収納を確保

トイレを取り込んで拡張した玄関

狭かった玄関は、すぐ隣にあったトイレを移設することでたたき部分を拡張しました。ゆとりができた分、扉付きの大きな下駄箱と、ロールスクリーンで目隠しができる造作収納を新設。

2つの出入り口があるため風通しのいいウォークインクロゼット

廊下からアクセスできるウォークインクロゼットは、そのまま寝室まで通り抜けることができます。2つの出入り口があるおかげで風通しは良好です。

配置変更でゆとりが生まれた水まわり

リネン庫を新設した洗面室

洗面室は位置はそのままですが、配置を90度変更したことでリネン庫を設けるスペースが生まれました。

タンクレスタイプの便器を採用したトイレ

場所を移動させたトイレはタンクレスタイプを採用し、スッキリした空間に。スリムな手洗い器はプランナーが探してくれたもので、コンパクトな空間を有効活用できます。

おうち型のアルコーブのあるリビング

住んでみて感じていた不満や使いにくさを解消し、住まいの性能をアップさせたAさん宅のリノベーション。

「冬の寒さも改善されて、LDKは明るく開放感たっぷり。家族みんなで過ごす時間が心地よく、安らぎます」と、慣れ親しんだ場所での新しい暮らしを夫は満足そうに語ってくれました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前リノベーション後の間取り図リノベーション後

設計・施工 スタイル工房
上質な自然素材を取り入れ、年月を経ても快適に暮らせるリノベーションを目指す設計・施工会社。価格と工期のバランスを重視し、環境を大切に考えたエコな家づくりに定評がある。物件探しからのワンストップサービスや資金計画のサポートも対応OK。浜田山店、南青山、横浜店の3店舗を展開する

撮影/広井一成 ※情報は「リライフプラスvol.37」取材時のものです

Source: Sumai
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