
「御凸」読める?コロナ禍でこの場所で体温計るのが流行ってます
凹凸の凸。画数5画の立派な漢字なんです。当然ですけど書道の世界でも楷書も行書も草書もあります。
それと「御」が組み合わさった単語。結構あなたの身近な場所にあります。
さて何と読むでしょう?
コロナ禍で脇の下に挟んで計る体温計の主役の座危うし!

CORA / PIXTA(ピクスタ)
子どもの頃、熱を測るときどうしていましたか?体温計を口にくわえてという人もいると思いますが、多くの人は脇の下に挟んで計っていたのではないでしょうか?
このタイプの体温計、計測時間がどんどん短くなってきて利便性もアップ。首位の座は安泰かと思われてきましたが、変化の兆しが…。
最近はコロナの影響でデパートやレストランでも、これとは違うタイプの体温計を持った店員さんが、入口で待ちかまえていたりします。
このタイプの体温計、元々は計り終わるまでじっとしてくれない小さな子どもや赤ん坊の体温測定では、よく使われていました。
その計る場所は?それが答えです!
あの赤塚不二夫の名作『もーれつア太郎』にも御凸キャラ登場!

Pangaea / PIXTA(ピクスタ)
正解は「おでこ」です。
顔にあるあの「おでこ」です。眉と生え際の間のことで、「額(ひたい)」と同じ意味で使われています。
「猫の額」といっても「猫の御凸」と言いませんよね。人間の額はほかの動物に比べ、丸く出っ張っています。ですから、俗っぽい言い方として人間の額を御凸とも言うようになりました。
今はもう死語に近いですが、特に御凸が出ている人を、親しみを込めて「でこっぱち」などと言うこともありました。
あの赤塚不二夫の名作『もーれつア太郎』にも、ア太郎を親分として慕う、押しかけ子分役で「デコッ八」というキャラクターが登場します。ご存じない方はぜひググってみてください。確かに御凸が出ています。
最後に誤解のないもうひとつ。じゃあ「おへそ」は「御凹」だと思った方、残念!「御臍」と書きます。
この漢字にもチャレンジ!
「長押」読める?「ながおし」じゃないよ。頭ぶつけたことあるかも
Source: Sumai
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