「盥」読める?昔はコレが洗濯機やお風呂の代わりに大活躍

読めそうで読めない盥
お皿の上に「水」。その水が「臼(うす)」を真っ二つに割った間に入っています。水が入ったお皿?なんだかおもしろい漢字ですね。

読み方が分かったら、なるほど!って思う漢字です。さて何と読むでしょう?

その昔「盥」は暮らしに欠かせないモノだった!?

昔の洗濯道具

Ryozo / PIXTA(ピクスタ)

その昔、盥は暮らしのなかで大活躍していました。洗濯機がなかった時代は、洗濯の必需品。お湯を張ってこれで行水。寿司飯をつくる飯台も、別名「盥」と言われることもあります。

さらにすごいのは、お産婆さんが家に来て出産に立ち会うときの産湯(うぶゆ)にも、欠かせない道具でした。

昔は赤ちゃんから大人までお世話になりっぱなし!嫁入り道具のひとつとして、必ず持っていく地域もあったそうです。

盥を回した芸にあの発明王トーマス・エジソンも大喜び!

産湯や行水にも使う盥

zakharovaleksey / PIXTA(ピクスタ)

正解は「たらい」です。

そして今日、昔のように盥を使うことはなくなりましたが、「盥回し(たらいまわし)」という言葉を耳にすることはありませんか?
「役所に行ったらいろんな部署を盥回しにされた」とか、「救急車が盥回しにされて、病人が死んでしまった」とか。

あまりいい意味で使われることのない言葉ですが、この「盥回し」の起源は明治・大正の時代に人気を博した曲芸です。足で盥を回し拍手喝采!やがて欧米との文化交流でも披露され、それを見た発明王のトーマス・エジソンが撮影した写真が残っているそうです。

日本の盥回しの芸人が、世界を回っていた!ちょっといい話だと思いませんか?

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない甃
美しすぎる漢字「甃」。この言葉の意味を知ったら旅に出たくなる

Source: Sumai
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