その詰め替え、意味ある?「本当によかったモノ」を家事研究家が紹介

整然とモノが収まった冷蔵庫の中
プラスチックゴミの削減や見栄え、節約という観点から「詰め替え用」の商品を使う人は多いのではないでしょうか。その一方で「詰め替える作業が面倒」という声も耳にします。

ライフオーガナイザーで家事研究家の香村薫さんは、様々なモノを詰め替えて使用し、その効果を検証しているそうです。
その結果、「今ではメリットがあるモノだけを厳選して詰め替える」ようになったといいます。

その中から詰め替えることで、今までにない効果が生まれる2つの商品をご紹介してもらいました。

調味料は、液だれしない瓶に詰め替え、新鮮なうちに使い切る

調味料を詰め替えて冷蔵庫ドアポケットに入れる

わが家では、調味料を詰め替えて冷蔵庫に収納しています。
これは5年以上継続しており、これに関しては詰め替える作業の面倒よりも、詰め替えることで得られる効果を実感しています。私が感じているメリットは大きく3つあります。

余計な調味料を買わなくなる

しょうゆ、酒、みりん、だし醤油、酢などを、下の写真のセラーメイトという密封タイプの調理瓶(500ml用)に入れています。セラーメイトの調理瓶は「液だれ」がほぼ無い点も気に入っています。

瓶は冷蔵庫のドアポケットに収納。
液体調味料の収納場所に詰め替え容器を設置したことで、以前はあたりまえに購入していた「すきやきのタレ」「ドレッシング」「ポン酢」などを買わなくなりました。
それは、「今ある調味料でつくれるのでは?」と、使いたい分量を自作するようになったからです。

ちなみに、砂糖、塩、味噌、小麦粉、片栗粉、出汁などは、上の写真のフレッシュロックという容器に詰め替えて、同じく冷蔵庫に収納しています。
フレッシュロックは軽くてラクに開閉できること、サイズが豊富な点が気に入っています。こちらも詰め替えるようになってからは「ホットケーキミックス」や「お好み焼き粉」も自作するようになりました。

常に決まった量の調味料を購入するようになる

液体調味料は500mlの調理瓶で揃えているので、購入するときも500mlの商品を選ぶようになりました。

醤油のみ1ℓを購入し、「しょうゆ」と「だし醤油」の両方をつくって詰め替えることもあります。常に新鮮な調味料を使うことで、賞味期限切れを防ぐことができます。また、調味料を自作することで、少しでも料理がおいしくなってほしい、という思いも生まれました。

冷蔵庫を開けたときのスッキリ感で、料理のやる気UP

ボトルとドアポケットにラベリングする

このスッキリ感がうれしくて調理をすることが楽しくなりました。
詰め替えることで「酒」と「みりん」を間違えることがあるのでは?という心配をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、写真のようにボトルと収納場所にラベリングをしておくことで回避できますよ。

ティッシュペーパーの詰め替えは、名もなき家事を減らす

ティッシュをクリアなケースに詰め替える
次にオススメしたいのがティッシュペーパーの詰め替えです。
こちらも詰め替えることで得られるメリットが大きいモノだと実感しています。

 残量を「見える化」することができる

ティッシュはクリアなケースに入れると残量が見える
以前、箱タイプのティッシュを使っていたときは、「使おうと思って、サッと取ったら最後の一枚だった」ということがよくあり、その都度イライラしていました。
しかし無印良品のアクリルボックスを使うようにしてからは、残量が見える化できるようになり、残りが少なくなったら家族が補充してくれるようになったのです。これは思いもよらない詰め替えのメリットでした。

キッチンにティッシュを置いて、キッチンペーパーを節約

ティッシュをプルアウトボックスに詰め替えてキッチンに置く
みなさんのご家庭では、キッチンにティッシュを置いていますか?
わが家では100円ショップで購入したプルアウトボックスに詰め替え用ティッシュを入れています。
ティッシュのサイズと合わないので、少し湾曲させて入れるのですが、そのおかげで、幅8.5cmというサイズでもコンパクトにティッシュを収納することができるんです。

狭いキッチンにでも、これなら置ける!という方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ティッシュをキッチンに置くようにしてから、わが家ではキッチンペーパーを使うことがほぼ無くなりました。

詰め替え用ならストックをコンパクトに収納できる

ティッシュのストックをコンパクトに収納
そもそも、私は箱ティッシュを購入して家に持ち帰るときに、「持ちにくいこと」と「箱の角が手や足にあたって痛いこと」がとても不満でした。ティッシュのストックを買うたびに「これって、名もなき家事じゃない?」と小さなストレスを感じていたのです。
それが、詰め替え用のティッシュに変えたら、持ちやすく軽くて角も痛くないので一気にストレスがなくなりました。さらにストックを収納するのもコンパクトで助かっています。
5つセットで購入することが多いのですが、帰宅後はすぐに開封して洗面のシンク下に収納しています。
これなら残量が、パッと見てわかるので、補充品を買うのを忘れることも減るはずです。

今回は、詰め替え収納にオススメしたいモノとそのメリットをご紹介しました。
どなたかのお役に立てれば光栄です。

●教えてくれた人/香村薫さん
家事研究家/ライフオーガナイザー、株式会社ミニマライフ代表取締役。大学卒業後、トヨタグループのAT・ナビ専門メーカー・アイシンAWに入社、商品企画・統括業務を担当。結婚後には夫と一緒に、モノの適正数を決め、しくみで維持する片づけ方を考案。「トヨタ式おうち片づけ」と名づける。著書は「トヨタ式おうち片づけ」をはじめ多数

Source: Sumai
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