
「迸り」読める?用心していても誰にでも起こる、やっかいなこと
「り」という送りがながふられていますが、「迸」の読みは4音です。普通に生きていれば、たとえ注意していても、誰もが遭遇しちゃう、やっかいなこと。
さて何と読むでしょう?
例えば…上の階から水漏れ!それ「迸り」です!
あなたがマンションに住んでいるとしましょう。上の家のトイレが詰まって水浸しに!それが不運にも床から天井を伝って、あなたの家にも被害が!それは明らかに「迸り」です。
友人たちと飲んでいて、口論になったのであなたが仲裁に入ったら、押し飛ばされて足を捻ってしまった!それも「迸り」です。
勘のいい人は、読み方が分かったのでは!?
雨の日にクルマに跳ね掛けられる水は、まさに「迸り」
正解は「とばっちり」です。
この漢字を漢和辞典で調べると以下のように書いています。
- 飛び散る水、しぶき
- そばにいて災難を受けること。まきぞえ
雨が降っているとき、クルマが行き来する道路脇を歩いていると、水を跳ね掛けられることがありますよね。本来の「迸り」の意味で言うと、あの水(しぶき)がいちばん近いかもしれません。
今の世の中、雨の日以外にも至る所に「迸り」の地雷が潜んでいます。お気をつけあれ。
この漢字にもチャレンジ!
「不倒翁」読める?長生きしているお爺さんじゃないです。懐かしい玩具の名前
画像/PIXTA(漢字画像を除く)
Source: Sumai
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