
IHの頑固汚れを電動ドライバーで強制排除。やり方と必要なものは?
年末の大掃除に限らず、蓄積された汚れを落とすには、かなりの時間と手間がかかります。そんな蓄積された汚れを落とすために、電動ドライバー(ここで使うのはインパクトドライバーとなります)の力を借りることを思いついたという日刊すまいライター。IHコンロにこびりついた汚れをインパクトドライバーを使ってピカピカにする方法と、手動で掃除した場合との比較についてレポートします。
手持ちのインパクトドライバーを活用
ポリッシャーバフは、車の洗車やワックスがけによく使われる道具としておなじみですが、お掃除道具としてブラシとセットになって売られている商品なのでご安心ください。
掃除用のドリルも売られていますが、自宅にインパクトドライバーがあるので、専用ビット(ドライバーの先端に付ける工具)のみを購入して取り付けました。
インパクトドライバーのビットの差込口に、ポリッシャーバフのビットを差し込みます。目的に応じて研磨パットを取り替えることも可能です。今回の敵はかなりの強者なので、粗目の研磨パットをセレクトしました。固さは、フライパン裏の焦げ落とし用スポンジぐらいです。
電動VS手動!こびりついたIH汚れを先に落としたのはどっち?
向かう敵はこちら。かなり頑固なこびりつきであると推測します。半年ほど放置してしまったものです。
IHコンロの汚れ落としにはラップを使うのが一般的なようですが、あまりにも「手動」に不利だったため、アルミホイルに切り替えての対決です。洗剤は市販の研磨剤を使いました。
さあゴングが鳴りました!どちらが先にIHコンロにこびりついた汚れを落とすことができるのでしょうか?
開始からまもなくインパクトドライバーを使っているIHコンロの中央に「IH」の文字が浮かび上がりました!文字が書かれていることをすっかり忘れてしまうほどのこびりつきだったようです。
お掃除終了!どうやらタイムの差は歴然のようです。インパクトドライバーを使った「電動研磨パット」が7分21秒。18分48秒の「手動アルミホイル」を大きく抑えて勝利しました。しかも手がまったく疲れません。
どのくらいきれいになったのかをご覧ください。右の写真が半年間放置されたIHコンロのこびりつき汚れ。左が電動掃除をした後。忘れ去られていたIHの文字とともに、指が反射してコンロに映り込んでいます!
強くこするというよりは素早い回転で汚れを落とすので、コンロ表面の傷つきもなどもありませんでした。
こまめな掃除が大切なのはわかっているけれど…
日ごろのこまめな掃除をはじめ、普段の掃除に対する意識を変えなければ大掛かりな掃除発展してしまうことは十分承知しています。IHコンロは使ったらすぐ汚れを拭く、こびりついたらラップを丸めてちょっとこすると良い、ということもよーくわかっています。
ですが、私のようにズボラだと、いつの間にか汚れを溜め込んでしまうこともありますよね。そんなときは電動の力を借りて一気にきれいにするのもありだと思います。
ちなみにこの研磨パットですが、玄関タイルにこびりついた泥汚れにも最適でした。日ごろのコツコツ小掃除が苦手な方は、いざというときの参考にしてみてください。
※アルミホイルや研磨剤入りの洗剤が使えない場合もあります。掃除の際は、お持ちの取扱説明書を参照してください
Source: Sumai
IHの頑固汚れを電動ドライバーで強制排除。やり方と必要なものは?