2割だけ見える収納は、生活感が隠せて使いやすい。メリット&つくり方は?

「8割隠して2割見せる」を目指した収納

こちらのブックシェルフをご覧ください。日刊すまいライターが、8割隠して「2割だけ見える収納」を目指した収納です。収納ケースを取り入れたり、DIYで扉を付けるなどして、生活感が出ないようにほどよく隠して収納しています。

でも、決して使いやすさや探しやすさを犠牲にしている訳ではありません。この「2割だけ見える収納」のコツとメリットについて、日刊すまいライターが語ります。

生活感を隠したい。とくに本の背表紙は見られたくない!

オープンにした収納スペース

冒頭でご紹介したブックシェルフをオープンにして「見せる」とこうなります。本の背表紙やおもちゃの中身が見えてしまうと、きちんと棚に収納していても、なんだかごちゃごちゃして見えますよね。ファイル類は、びっしりと詰め込まないとくにゃりと曲がってだらしない印象になってしまいます。

そして私がいちばん気がかりなのが、本のタイトル。「見せる」収納だと背表紙が見えてしまい、本のタイトルが丸見えになってしまいますよね。

本のタイトルが丸見えになった状態

たとえばこちら。「なんだかお金の本ばかり。お金が好きなのね?」となんて来客時に思われていないか、正直気になって仕方がないのです。本のタイトルからその人の趣味や趣向がバレてしまいますから、なるべく背表紙は隠しておきたと思うのです。

「2割だけ見える収納」に役立つアイテムとメリット

すっきりと生活感をなくしたいのならすべてを隠す収納にすればいいのでしょうが、それだと中に何が入っているのか、いちいち引き出さないと分からずとても不便。

ラベリングするのもひとつの方法ですが、ひとつの収納ケースに様々な種類のものを入れたいときは何と書いたらいいか迷いますよね。「2割だけ見える収納」にすることで、中に何が入っているかが分かり、ラベリングする手間が省けます。わが家が実践している「2割だけ見える収納」の具体的な方法をご紹介します。

ごちゃつく文房具はカインズの「スキット」に収納

カインズのスキットを使った文房具収納

ごちゃつきがちな文房具は、少しだけ中身が見えるカインズの「スキット」という収納ケースにまとめています。ケースの上の部分がくり抜かれているので、中のものがほんのり見えます。スタッキングできるのも嬉しいポイント。ごちゃつきを和らげつつ、使いたいものが見つけやすいすぐれものです。

本の背表紙はDIYしたコルクボードの扉で目隠し

コルクボードに布を巻き、棚板に蝶番をつけて扉をDIY

いちばん気になる本の収納スペースは、DIYした扉で目隠しをしています。コルクボードに布を巻き、棚板に蝶番を付けただけの簡単な扉です。

のれんのように押し上げる扉

のれんのように押し上げるだけなので、扉が開けっ放しになることもなく、中身を常に隠しておけます。

本の背表紙を少しだけ見えるように収納

裾の方に隙間をあけて、収納した本の背表紙が少しだけ見えるようにしています。

ファイルや紙類はセリアのファイルスタンドに収納

セリアのファイルスタンドでファイル類を収納

雑多に見えやすいファイルや紙類はセリアのファイルスタンドにすっぽりと収納。頻繁に出し入れするものだけは、普段はファイルスタンドをリビング側に向けておき、来客時だけ後ろ向きにしています。

おもちゃは透明ボックス+ボール紙で「近くに来たときだけ見える収納」に

ダイソーの透明なボックスでおもちゃを収納

サイズがまちまちで収納しにくいおもちゃ類は、ダイソーの透明なボックスに収納。小さい頃はケースをそのまま使っていましたが、今は成長して上からのぞけるようになったので、内側から側面をボール紙でぐるりと一周して目隠しして使っています。

遠くからは見えないけれど「近くに来たときだけ見える収納」で、使いやすさとすっきりした見た目を両立できています。

「2割だけ見える収納」にしたら家族が自分でものを探すようになった

2割だけ見える収納にしたブックシェルフ

あれこれ工夫しなくても、すべて隠してしまえば、生活感がなくなって当然すっきりと見えます。でも、そうするとどこに何があるかを管理する人(私)がすべて把握しておかなくてはなりません。

ものの管理をしている本人は覚えられても、家族みんなが同じように覚えてはくれないので、しょっちゅう「あれはどこ?」となってしまいます。

「2割だけ見える収納」にしてからは、家族が自分でものを探すようになりました。少しのぞくだけで中に入っているものが分かるので、使ったものを元の場所にちゃんと戻してくれるようになったのです。

「隠す収納に憧れるけど管理が難しい」「見せる収納に憧れるけどセンスが問われそうでハードルが高い」と感じる方は、8割隠して「2割だけ見える収納」を試してみてはいかがでしょうか。

Source: Sumai
2割だけ見える収納は、生活感が隠せて使いやすい。メリット&つくり方は?