「木通」読める?意味は<ある液体を通す木>で、食べてもおいしいです

読めそうで読めない「木通」
1年間を通して漢字クイズをお読みいただきありがとうございました。2020年最後のクイズは、通すは通すでも木を通す?という2文字の単語です。

確かにある液体を「通す木」ということで、この漢字になったたそうなんですけど…違います。
その衝撃の事実は後ほど紹介するとして、さてなんて読むでしょう。

漢方薬で利尿剤。「おしっこを通す木」ということでこの漢字に

漢方薬としての「木通」

まずはこの漢字の意味から。木通は漢方薬の名称からきています。なんと2000年前の中国最古の薬物書『神農本草経(にんのうほんぞうきょう)』にも出ていて、21世紀の今も使われている漢方薬。それだけですごい木のような気がしてきますよね。

この木の茎の部分を乾燥させたものを、漢方では木通(モクツウ)言います。様々な効能があるとされていますが、もっとも有名なのは、水液代謝を調節し不要な水分を排泄させる働き。つまり利尿剤としての効き目です。このことから「おしっこを通す木」という意味から、この「木通」という漢字が当たられたと言われています。

でも今回の正解は「モクツウ」ではなく、植物の名前の読み方として、考えてみてください。

読み方は「開け実」から。おしゃれなカゴを編む材料としても人気!

アケビの実

正解は「アケビ」です。

木通はアケビ科のツル性の落葉低木で、秋になると6~10㎝ほどの長い卵のような実を付けます。熟すと紫色になった果皮がぱっくり割れて中の種が顔を出し、それが食べごろのサインとなります。この「開け実」からアケビという名前が付けられたと言われています。

アケビのツルで編んだカゴ

ツルを乾燥して編んだカゴバッグは、丈夫で長持ち。使えば使うほど味わいが出てくるので大人気。趣味でざっくりとしたカゴを編んでインテリアとして楽しむ人も!

薬にもなって、果物としてもおいしい。さらにおしゃれなバッグやインテリアにもなる…。木通は、私たちの暮らしに貢献してくれています。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

Source: Sumai
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